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山田長政 王者の剣


歴史大作、日タイ初の合作映画
[製作国] 日本 [泰題] ・・・
[製作年] 1959年 [タイ公開年] ・・・
[監督] 加戸 敏 [出演者] 長谷川 一夫、中田 康子、根上 淳、市川 雷蔵、金田一 敦子、浦路 洋子、若尾 文子、田崎 潤、浦辺 粂子、千田 是也
[評価] ★★★
※日本でVHS(3,800円)が発売。
 17世紀前半、遠い異国であるシャム(現在のタイ)へ渡り、属国の王にまでなった実在した日本人・山田長政の半生を描いた作品(カラー)。初の日タイ合作映画で、タイでロケーションを敢行した。山田長政を演じているのは長谷川一夫で、合作とはいえメインキャストはタイ人役も含めてすべて日本人。撮影には、エキストラ2000人と象40頭が参加している。
 この作品の評判はあまり良くないみたいだが、作られた年代を考えれば十分に楽しめる。しかし、山田長政の詳細については解明されていないものの、通説とは違っている点がかなりある。山田長政は戦闘で受けた傷に治療と称し毒薬を塗られて殺されたことになっているが、この作品では毒入りのワインを飲んで死んだことになっている。また、山田長政が殺された時点では、ソンタム王の後に王位を継いだチェッタもシーウォラウォンに亡きものにされ生きていないはず。
 日タイ合作とはいえ基本的には日本映画なので、日本人の都合のいいようにストーリーが展開していくのはいたしかたないところであろう。ただ、ラストの山田長政が毒を飲まされてから死ぬまでに、長々とセリフをしゃべるのはあまりにも引っ張り過ぎ。あれは、当時の映画の作り方で仕方ないのであろうか?
 残念なのはDVDが発売されておらず、おそらくレンタル・ビデオ店でも扱っていないので見ようと思うとビデオを購入するしかないことだ。

ポスター

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