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卒業旅行 ニホンから来ました


織田裕二が「ペッパー警部」と「YOUNG MAN」を歌う
[製作国] 日本 [泰題] ・・・
[製作年] 1993年
(9月4日公開)
[タイ公開年] ・・・
[監督] 金子修介 [出演者] 織田裕二、鹿賀丈史、鶴田真由、小坂一也、水野久美
[評価] ★★★★
※日本でVHSが発売。
 コメディー作品。一年留年したものの就職も決まった男子大学生・三木靖男(織田裕二)が、卒業旅行で東南アジアにある小さな国・チトワン国へ一人でやって来た。そこで待ち構えていたのは、借金を返済しなければ殺されてしまうとやくざに脅かされている桃山百夫(鹿賀丈史)であった。彼は三木を見ると、この国で受けると直感。三木を日本からやって来た歌手・一発太郎として売り出すと、たちまち大スターになってしまった。なかなか日本へ帰って来ない三木を探すために、ガール・フレンドの相良令子(鶴田真由)もチトワンへやって来るが、発見したのは大金持ちと婚約をした人気歌手の一発太郎であった…というストーリー。
 いやあ、すごい。こんなくだらない?バカ役を織田裕二がやっていたとは。脚本は一色伸幸。とにかくばかばかしい。織田裕二の役名(芸名)も「一発太郎」ときたもんだ。ただ、このくだらなさ、ばかばかしさがおもしろい。そして、織田裕二のアホな演技にも脱帽だ。残念なのは、最後に作品をまとめきれなかったことだ。ガール・フレンドがチトワン国に来てからバカバカしさがトーン・ダウンしてしまい、ラストも決めきらなかった。前半のバカバカしさを持続できたら、もっといい作品になっていたのだが。作中で、織田裕二が、ピンク・レディーの「ペッパー警部」や西城秀樹の「YOUNG MAN」を歌っている。多分、本人が歌っているのだろうが、お見事。
 主人公に直接絡む鹿賀丈史は、さすが適役。三木の父役である、小坂一也のひょうひょうとした演技もおもしろい。鶴田真由の上品さはいいのだが、できれば彼女にも何かさせて欲しかった気がする。
 物語のメイン舞台は、東南アジアにある小さな小さな国であるチトワン王国。この部分の撮影はタイで行われている。現地人の言葉はタイ語なのだが、文字はラオス文字かとも思ったがタイ文字風でたらめ文字みたいだ。作中には、タイ国という名前もちゃんと登場してくる。チトワン国は、(多分、空港がなく)タイ国から列車に乗って行った終点にあるという設定だ。
 金子修介の公式情報サイトでは、「ロケ地のタイをバカにしていると評論家から批判されましたが、タイのスタッフは舞台のチトワンはラオスのことだと思ってたんですよ」と記載されている。その通りだと思う。何がって、タイ人のスタッフはラオスだと思っていたということがです。でも、タイはコメディー王国。タイの人がこの作品を観て、バカにされたと感じるでしょうかね?
 詳細は不明だが、監督と織田裕二側とでいろいろとかなりもめたらしい。1993年9月に発売された雑誌「シナリオ」10月号に、金子修介監督が「『卒業旅行 ニホンから来ました』演出ノート――にっちもさっちもどうにもブルドッグ」という手記を寄せており、ここで織田裕二批判に相当する文章を書いているとのこと。

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