| [製作国] タイ |
[原題] หนุมาน พบ 5 ไอ้มดแดง |
| [製作年] 1975年 |
[日本公開年] 未公開 |
| [監督] ソムポート・セーンドゥアンチャーイ<Sompote Sangduenchai/สมโพธิ แสงเดือนฉาย> |
[出演者] ยอดชาย เมฆสุวรรณ、ธัญญรัตน์ โลหะนันท์、ธัญญรัตน์ โลหะนันท์、พิภพ ภู่ภิญโญ、ปรีชา เมขลา、จันทร์ วันเพ็ญ |
| [評価] ★★★ |
| ※タイでVCD(英語字幕なし)が発売。 |
タイのチャイヨー・プロダクション作品で 、『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』の続編。タイの古典「ラーマキエン」に登場するハヌマンと日本の誇るTVドラマのヒーロー仮面ライダーの物語。英題が「Hanuman
vs. 5 Kamen Riders」(一部の資料では「Hanuman and 5 Kamen Riders」)となっていたので、日本ではヒーローの仮面ライダーがタイでは悪者になってしまうのかあと思って見たら…。ちなみに、タイの原題は「ハヌマーン、五人の赤アリ(蟻)男に会う」という意味。あれ?仮面ライダーってバッタでなくにアリだったっけ?
この作品、日本の東映が作ったもの(「5人ライダー対キングダーク」)から一部を借用して(Wikipediaによると「東映の許可を得ずに製作されたが、後に賠償金を払うことで解決した」とある)とタイで撮影したものを切り貼りしてくっつけて製作している。なので、内容は洗練されているはずがなく、かえってそれがおもしろいといえばおもしろい。ほんの少しだが、日本の仮面ライダー俳優が変身するシーンも見ることができる。また、1970年代のタイと日本の古い街並みを楽しむこともできたりする。
そして、この作品は子供用のものだと思うのだが、地獄のシーンでは女性の乳房をはっきりと見せていた。これっていいのだろうか?それに、いくら悪人とはいえハヌマンは手で人間を握りつぶして殺していた。これって残酷すぎないかな?
前半はあまりのいい加減さをおもしろく見ていたのだが、後半も全く同じような感じで飽きてしまった。仮面ライダーたちはキングダークの手下と永遠に決着がつかずに戦い続けているし、仮面ライダーは仮面がずれそうになり何度も手で押さえているし。まあ、何といっていいやら。おおらかな気持ちで、タイが仮面ライダーを描くとこうなるというのを知りたい方にはおすすめだ。見るときは、怒らないで見ましょう。 |