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ランカー・デーン
(ランカー・デーン/ランカー・デーン)
< Lhung Ka Daeng >


名曲「サバーイ・サバーイ」に乗ったバード&チンタラー主演作
[製作国] タイ [原題] หลังคาแดง
[製作年] 1987年 [日本公開年] 未公開
[監督] ユッタナー・ムクダーサニット<Yuthana Mookdasanit/ยุทธนา มุกดาสนิท> [出演者] バード・トンチャイ(トンチャイ・メークインタイ)<Bird Thongcha(Thongchai McIntyre)/<ธงไชย แมคอินไตย์(เบิร์ด ธงชัย)>、チンタラー・スッカパット<Jintara Sukhapat/จินตหรา สุขพัฒน์>、 Mayura Thanaboot<มยุรา ธนะบุตร>、Ammara Assawanon<อมรา อัศวนนท์>、ล้อต๊อก、อัจฉราพรรณ ไพบูลย์สุวรรณ
[評価] ★★★
※タイでDVD(英語字幕なし)が発売
 精神病院を舞台にしたコメディー・タッチの人間ドラマ。主演は、タイの国民的歌手&俳優であるバード・トンチャイとやはりタイを代表する女優であるチンタラー・スッカパットというゴールデン・コンビ。日本でいうと、三浦友和と山口百恵のコンビ作品といったところでしょうか(少々たとえが古いか)?作品中でバード自身が歌っている「サバーイ・サバーイ(สบาย สบาย)」という曲は、映画のオリジナル曲かどうかは分からないが大ヒットした名曲である。
 ユッタナー・ムクダーサニット監督の作品だけあって、ただのコメディーにはなっていない。作品の中には様々なメッセージが込められている。まずは、出だしのコメディーらしからぬ重苦しいシーンに驚かされる(このシーンが最後に意味を持ってくるのだが)。そして、突然底抜けに明るいパーティーらしきシーンに変わり、観客は???となる。ここで、登場してくるお下げ姿のチンタラー・スッカパットの満面の笑みがとてもかわいらしい。
 作品の最後の方では、サスペンス的要素も加わってくる。精神病院を扱っているということで、どうしてもミロシュ・フォアマン監督、ジャック・ニコルソン主演のアメリカ映画「カッコーの巣の上で(One Flew Over the Cuckoo's Nest)」<1975年>を思い出す。たぶん、影響は受けているのではないだろうか。だが、本作はタイらしさを十分に出している。しかも、ただのドタバタ喜劇にはしていないところがすごい。
 作品には直接関係ないことだが、ポスターに使われている絵の中の女性はチンタラーだが、隣りにいる男性はバードではない。どうしてなんでしょう?
 ユッタナー・ムクダーサニット監督には、日本でDVD化された「少年義勇兵(Boys Will Be Boys, Boys Will Be Men)」<2000年>、「パス・オブ・ザ・ブレイブ(Path of The Brave)」<1991年>、「蝶と花(Butterfly and Flowers)」<1985年>などの作品がある。原題は「赤い屋根」という意味。

ポスター

【 Lhung Ka Daeng 】
DVD (タイ版)
【 Lhung Ka Daeng 】
VCD (タイ版)
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