タイ映画(N)
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ヌーヒン バンコクへ行く
(ヌー・ヒン・ザ・ムービー/ヌーヒン ダ・ムーウィー)
< Noo-Hin the Movie >


イサーン娘がバンコクで大暴れ、人気漫画の実写化
[製作国] タイ [原題] หนูหิ่น เดอะ มูฟวี่
[製作年] 2006年
(6月1日公開)
[日本公開年] 2008年(映画祭)
[監督] コムクリット・トゥリーウィモン(エス)<Komkrit Triwimol/คมกฤษ ตรีวิมล> [出演者] ルンラーワン・トーナホンサー(ルン)<Roongrawan Tonahongsa/รุ้งลาวัณย์ โทนะหงษา(รุ้งลาวัณย์ โทนะหงษา/รุ้งลาวัลย์ โทนะหงษา)>、コッチャコーン・スパカーンキッチャクン(ヌン)<Kochakorn Supakarnkijkul/กชกร ศุภการกิจกุล>、パーニサー・ブアチャルーン(カートゥン)<Panisa Buacharouen/ปาณิศา บัวเจริญ>、アディソン・インシー(ボーン)<อดิศร อินทรีย์/Adisorn Insee>、ナハタイ・レックバムルン<Nahatai Lekbumrung>
[評価] ★★★
Noo Hin: The Movie (2006) on IMDb
※日本でDVD(日本語字幕付き)が発売。
 コメディー。タイで大人気漫画の実写での映画化。イサーン(タイ東北部)からバンコクへ働くために出て来た女性(女の子)ヌーヒンの物語。悪気はないのだが、何をやっても周囲に迷惑をかけてしまうが憎めない性格のヌーヒン。バンコクで美人姉妹のいる大きなお屋敷にメイドとして働き出した彼女は、なぜか犯罪に巻き込まれていく…というストーリー。
 サハモンコン・フィルム作品。コムクリット・トリーウィモン監督の第二作目。主人公のヌーヒンは、日本の「ちびまる子ちゃん」に似ているとの意見があるようだが確かに似ている。原作の漫画を知らないので映画がどれだけ原作のイメージに合っているかは分からないのだが、意外に静かな作品のようにも思える。冒頭ではヌーヒンの田舎でのドタバタ劇がアニメーションとの合成を使って描かれているのだが、バンコクに出て来てからはアニメーションの合成は一度だけだ。もっと、アニメーションを使ってもおもしろかったと思う。バンコクへ出てきてからは、ドタバタが影をひそめややおとなしくなってしまっている。もっと暴れなくていいのだろうかと思ってしまうほどだ。このあたりが、アニメと実写との勝手の違いかもしれない。とはいえく、この作品の最大の魅力は主人公のヌーヒンを演じたルンラーワン・トーナホンサーだ。やることなすことがおもしろい。歌はうまいが、本人が歌っているのであろうか?作品全体としては捧腹絶倒とはいかないが、タイならではの笑いがたくさん詰まっていておもしろい。
 ヌーヒンがバンコクへ出てきた時、フアラムポーン駅内の仕事紹介所を訪ねるシーンがある。かつて、駅内ではなく駅舎を出てすぐのところにあったのは知っているが、今はどうなったのであろう。
 ヌーヒン役のルンラーワン・トーナホンサーを初めとして、ミルク役のコッチャコーン・スパカーンキッチャクン、その姉ソムオー役のパーニサー・ブアチャルーン、隣の家の青年役のアディソン・インシーは全員新人。ルンラーワン・トーナホンサーは年齢不詳のように見えるが、映画出演当時26歳。この作品で大ブレイクし、数多くのTVドラマに出演しているが映画出演はあまり多くなく4本のみ(2014年2月現在)。ミルクとソムオーの美人姉妹役は、女優自身も本当に美女で胸も大きそう。コッチャコーン・スパカーンキッチャクンはこの作品に出演後数多くのTVドラマに出演しているが、映画は本作一本のみ(2014年2月現在)。パーニサー・ブアチャルーンも、映画出演はこの一本だけのようだ(2014年2月現在)。
 興行収入は、US$1,334,197とヒットした。続編を作るという話もあったようだが、作られなかった。ヒットしたのにどうしてなのであろうか?タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、7.85点(満点は10点。投票数33。2014年3月現在)であった。日本では、東京国際映画祭で上映された。
 コムクリット・トリーウィモン監督には、日本で公開された「フェーンチャン ぼくの恋人(Fan Chan)」<2003年/共同監督>、映画祭で上映された「ディアー・ダーカンダー(親友/ディアー・ダカンダ/Dear Dakanda)」<2005年>や「ビター・スイート ボイド・ポット ザ・ショート・フィルム(BitterSweet BoydPod The Short Film)」<2008年>の中の「ティー・ワンニー」、「ベッドサイド・ディテクティブ(Bedside Detective)」<2007年>などの作品がある。

[字幕について思うこと]
 特にこの作品がということではないのだが、どうも字幕の内容が気になることが多い。タイ語の作品だけではなく、英語の作品もそうだ。たとえばこの作品では、ヌーヒンが田舎の良さを列挙するシーンのセリフの中で「ヘー・ピーターコーン」と言うセリフがある。これは「ピーターコーン祭り」という意味なのだが、字幕では「全国各地の祭り」となっている。もちろん、「ピーターコーン」と字幕に書いて分かる日本人はほとんどいないであるう。だけど、「全国各地の踊り」はない気がする。だったら、ピーターコーンは仮面をかぶるお祭りなので、せめて「仮面祭り」として欲しい。それに、この場面では東北部の話をしているのだから、「全国各地」という訳はおかしい。
 もちろん、、「全国各地の踊り」と訳しても作品そのものに支障が出るわけではない。たしかに、字数制限がある中で、セリフの内容を観客に理解させなければいけないという字幕を付けている方の苦労も分かる。だが、あまりにも意味のない本来の意味とは違う訳を付けている作品が多いような気がするのだが。

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ポスター等

【ヌーヒン バンコクへ行く】
DVD (日本版)
【Noo-Hin the Movie】
DVD (タイ版)
【Noo-Hin the Movie】
VCD (タイ版)
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Trailer



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