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このピーの話は実話とされているもので、タイ人ならだれでも知っている有名なピーだ。「メー・ナーク・プラカノーン」とは、「プラカノーンのナークお母さん」という意味。
徴兵で戦場へ出向いた夫の帰還を待つ間に難産のために子供ともども死んでしまった妻のナークが、夫への強い思いから死しても霊となり夫の帰りを家で待つ。やがて夫は帰還し、霊とは気付かずに再びナークとの生活を始めるが…というストーリー。このピーは夫との生活を守りたい一心の霊で、基本的にはその生活を邪魔しなければ他人に危害は加えない。
このテーマは、なんと映画化だけで20回以上行われているとのことだ。1999年の「ナーンナーク」が、タイ映画史上に残る大ヒットを飛ばした。「ポット」<1975年>は、ナークを金髪の西洋人が演じるというとても珍しい作品。「ゴースト・オブ・メー・ナーク」<2005年>は、実在するが所在不明と伝わるナークの骨で作ったベルトのバクルを扱った作品だ。 |